汎化作用について
言語情報は大脳の神経回路のネットワークを通じて記憶や知覚、認識、運動などの各領域へと送られます。言語情報は44野にあって運動性言語野と呼ばれる「ブローカ中枢」へも至り、「追唱」も含む「発語」へと結びつき、さらにまた他の領域へも伝達されると考えられます。この一連の情報処理スピードは、頭の中で言語として唱える追唱のスピードが速ければ、言語中枢での情報処理の速度も速くなると考えられています。つまり、「頭の回転が速い」とは「追唱のスピードが速い」と同じでしょう。これは、追唱を司るウェルニッケ中枢などの言語野を鍛えれば、追唱のスピードは速くなり、ひいては頭の回転も速くなることを意味します。また、このように、脳の一部を刺激することで大脳全体が活性化することを「汎化作用」といいます。